令和2年農林水産委員会(三好委員)広島和牛学校給食提供事業、水産エコラベル、木材の事業について

  • ◯質疑(三好委員) 2、3点、質問させてもらいたいと思います。初めは広島和牛学校給食提供事業についてなのですけれども、うちの地元の福山市でもやっとこの事業が始まりまして、子供もこの間やっと食べたそうでありまして、大変おいしくてよかったということで、パンフレットを使って食育もしていただいて、本当にこれからも続けていっていただきたいと思います。
     その中で、このメニューに広島和牛たっぷり焼き肉と書いてあったのです。この中に、ステーキとか焼き肉みたいな絵がいっぱい描いてあるのですが、実際出たのはスライス肉と野菜を炒めたものでした。笑い事なのですけれども、そうはいっても食べる子供たちからしたら、すごくハードルが上がった上でそれなわけですから、バーベキュー、ステーキになったもののほうがいいでしょうけれども、やはり調理の仕方とかいろいろなことがあって、そこも難しいかもしれません。これから魚もやっていくという中で、何かと混ぜてしまうとかではなく、せっかくお金を使うわけでありますから、感動して、おいしかったと、また、いろいろな波及効果にもつながっていくと思うので、ここは大切に考えていただけたらありがたいと思っています。実際に、そうなると学校との話し合いだとか、出荷される方の加工の仕方とかまでやっていかなくてはいけない話になると思うのですが、そういったところで、どういう取組をしているのか、また、今後、何か工夫されるようなことがあったら教えてもらいたいと思いますし、子供たちの反応はしっかり集計していただくと、今後、地産地消を進める中で一つの大きいきっかけになるかもしれませんので、そういったところについても御意見を聞かせていただけたらと思います。
  • 13:◯答弁(畜産課長) 広島和牛学校給食提供事業につきましては、今年度の5月補正で予算措置をさせていただきまして、本県では7月8日から提供が始まっているところでございます。
     当然、その時期になりますと、学校におきましては給食の年間計画が既に出来上がっておりまして、そういった中で無理を言いまして、提供のほうをお願いしているという状況がございます。事業上、こちらからメニューの指定まではしてはおりませんけれども、これまで焼き肉やすき焼きあるいはサイコロステーキといったメニューで提供をされている学校もございますし、今後の計画を見ましても、そういったことを計画している学校もあると認識しております。
     御指摘にありましたように、できるだけ子供たちにPRできるような形での提供が望ましいとは思っておりますけれども、その辺は給食現場といろいろ相談しながら進めていきたいと思っております。
     また、食育の取組等も併せて行う中、県産の広島和牛を使っているということを明確に子供たちに説明していただきながら、給食のほうで対応をしていただいているという状況になってございます。
     今後については、その辺の工夫も含めまして取組を進めるとともに、結果につきましても改めて取りまとめまして、波及効果なりを狙っていくような形で取り組んでまいりたいと考えております。
  • 14:◯要望・質疑(三好委員) よろしくお願いいたします。さっき言いましたけれども、スライス肉だったそうで、例えば牛丼にすると、チェーン店である安めの牛丼の輸入肉と違うとか、いろいろな話ができたり、ほんのちょっと工夫するといろいろな話題にもつながると思っています。一生懸命やっていただいているのはよく分かるのですけれど、これから魚も始まる中で、ぜひともそういう話をしていくことで、随分とまた雰囲気も変わると思いますのでよろしくお願いいたします。
     2点目は、先日も水産エコラベルのことでお話をさせていただいたのですが、今行われているひろしまサンドボックスで、カキの養殖についてIoTを使ってやっているという話です。この間もいろいろとカキいかだが移ったりするので難しいということだったのですが、そういったこともデータを取っていったり、それこそ、さっきドローンの話が出ましたけれど、そういうものを駆使して、恐らくこれからそういった認証を取るのにも非常に有利だと思っていますし、本当に有利な状況で養殖を進めていくに当たり、大変有効な手段だろうと思っています。
     先日、地元の若手の漁業者の子たちといろいろ話をしていましたら、あんなことがやりたい、こんなことがやりたいという話の中で、まさにこのIoTの話も出て、実は広島県ではこういうことをやっているという話をしたのですが、知らなかったということが実際でした。IoTとか企業とかと話すとよくそういった話を聞くのですが、実際の水産業者の方がそのことを知らなかったとびっくりしたのですけれども、そうしたら、実証実験なども自分たちが手伝うみたいなことまで言ってくれたのです。商工労働局の話なのでしょうけれども、水産業者の方へ、今こういう取組をしているということもしっかり周知されたり、また、その成果もいろいろ宣伝をされたり、場合によっては実証実験してもらえるような仲間を集ったり、結果が出る前でも、農林水産局としてできることがあったら市町と協力したり、そういった実証実験の場をつくったりということで、コミットできるのではないかと思っています。まず一つはカキの養殖のIoT化について、現状どんな成果が出ているのか、それと今後の工夫について、お聞きできたらと思います。
  • 15:◯答弁(水産課長) サンドボックス事業につきましては、委員がおっしゃったとおり、まず、設置の目的自体が成果を出すということよりも、言葉どおり、砂場として試作やその実証ということに重きが置かれていると認識してございます。
     実際、このサンドボックス事業の中の水産分野におきましては、カキの採苗に特化した形で実証が行われている状況でございます。我々農林水産局も同じような事業を、サンドボックスより早めにスタートさせておりまして、似たようなことをやってきたという状況でございます。サンドボックスとは、節目、節目におきまして情報の提供をいただいているところでございます。サンドボックスについては今年度が最終年ということでございますので、現在、実証状況の進捗について、高頻度に話を進めているところでございまして、今後、提供できる情報については適切に現場の漁業者の皆さんに開示してまいりたいと思っているところでございます。その方法については工夫してまいりたいと思っております。
  • 16:◯要望・質疑(三好委員) よろしくお願いいたします。やはり若い次の世代の人たちが随分関心を持っていることでもあろうと思いますし、さっきは下西委員から別の質問がありましたけれども、こういった委員会でも、いろいろな結果が出ているのであれば私たちも知りたいし、それこそどんどん言っていけると思います。一つの大きい切り札になると思うので、結果が出るまで待つのではなく、できるだけ巻き込めるように、情報発信をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
     最後に、木材の事業について、今日もお話がありましたけれども、これまでも住宅に木材を使う、県産材を使うとか、木材自給をやるとか、いろいろなことをされる中で確実に成果も上がっていると思いますし、すばらしいと思っています。
     今回もコロナの対策で供給先の確保をされたり、いろいろなことをされているわけですけれども、その中で最近、環境譲与税と森づくり県民税の2つあるのですがそれはどういうことなのかというのを、関係者の方々からよく聞くようになってきました。そういったところで県産材はしっかり使っていくということと同時に、やはりみんなに見えるということも、これからもっともっとやらないといけないだろうと思っています。
     そういった中で、どういうところが見やすいのかという話なのですけれども、例えばこの間、ヒントをもらったのが、幼稚園や保育園などで遊具等が、今、木材でできるようになっていて、見に行かせてもらったのですけれど、本当にいいデザインで、使えば使うほど艶が出たりしていいのと、子供のことだから、親とかおじいちゃん、おばあちゃんも興味があって、随分見て発信をしてくれるというところがあって、交付金を使っていく一つの方法として、子供たちの遊具とかに木材を使っていくというのはいいと思ったのですが、やはり相当高いそうでありまして、プラスチック製と比べると高い。ここの差を埋めるぐらいのものが、例えば何かしらお手伝いができて、森づくり県民税だとかいろいろなことを使う中で、例えば、この滑り台はひろしまの森づくり県民税を使ってやっていますとか、また、そういう教育もしていくと、子供たちも、またその家族も含めて、いろいろな話題ができていくのではないか、見える化ができるのではないかと思っています。
     遊具だけではないですけれども、もう既にいろいろな関係団体の方々が次の話し合いをされていると、この間も答弁でお聞きしたのですけれども、実際に今後、そういう展開は、今、どのように話し合われ、計画がされているのか、教えていただきたいと思います。
  • 17:◯答弁(林業課長) 県産材につきましては、柱やはりなど、住宅用の資材に多くが利用されているところでございますけれども、今後また、県産材の需要をもっと拡大していくことに向けては、このような住宅用の使われ方に加えまして、委員御指摘のように、より身近な遊具ですとか、住宅用の家具といった幅広い分野で需要拡大に努めていくことが重要であると考えているところでございます。
     こうした中で、県といたしましては、県産材の利用を促進するために、建築系の大学、それから建築士、住宅メーカー、家具メーカーを含む幅広い方に参画していただく、ひろしま木づかい推進協議会という組織を、昨年11月の段階で設立しております。その中で住宅、また、住宅以外の建築物、先ほどの遊具、家具など、幅広い分野、また、先ほど御指摘いただきました価格差の課題、品質、ブランド力といった課題も幅広くございますけれども、そうした幅広い部分について、県産材の利用拡大をめぐる様々な課題について議論を深めていくこととしているところでございます。
     具体的には、この協議会に設置した専門部会の中で、県産材をもっと使っていただく取組の一つといたしまして、県産木材の利用を促進するロゴマークといったものの検討を始めた段階でございます。
     協議会には、先ほど申し上げました幅広い業種の方がいらっしゃいますので、そういった方の発想をヒントにさせていただきながら、県産材の需要の拡大と利用の促進に努めてまいりたいと考えているところでございます。
  • 18:◯意見(三好委員) ロゴマークは、大変いいと思いますので、頑張っていただきたいと思います。
     いろいろな団体の方が集まって知恵を絞って頑張っていただいている。しかも、できるだけ話題性のあるようなところにやっていただくと、みんなが関心を持っていただけると思いますので、これからもぜひとも頑張ってください。

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