平成31年警察・商工労働委員会(三好委員)外国人観光客への対応について

  • ◯要望・質疑(三好委員) それでは、私から外国人観光客への対応についてお尋ねしたいのですが、その前に、さっきのJアラートなのですけれども、もうちょっと大きい音がするのかと思っていたのですが、よくわからなかったです。これは危機管理監なのか、警察なのかわかりませんけれども、どうなったら成功か、成功ではないのかというようなことも、治安を守るという意味で警察のほうからもよく言っていただいて、検証ができるような形にしていただけたらと思います。これが成功だったのかどうなのかわからないですから、済みません、よろしくお願いいたします。
     観光客への対応ですが、本県では観光立県を目指すということで、外国人の方々の観光にも大変力を入れている中で、昨年は災害の影響もありましたけれども、宮島への外国人の観光客が5年連続で最多を更新したとお聞きしています。私の地元の鞆の浦でも広域観光に力を入れていまして、外国の方々もそれなりに見かけるようになってまいりました。
     その中で、最近ではSNSやいろいろな発信もできたりするものですから、安心・安全の確保がどれだけできているかということは観光立県ということを考えたときに大変重要な要素だと思います。
     その中で、最大のネックはやはり言葉の壁だと思うのですけれども、全体的に通訳の数が不足する中で、どこへ行きたいとか、こういう事故や被害に遭ったと言われても、意思疎通がうまくいかなければ、事情を伝えた外国人の方も、また聞いた警察官も戸惑うばかりであろうと思います。特に警察は非常事態が発生した場合には早急に対応する必要がありますので、言葉の壁の対応は今後ますます重要になってくると思います。
     そこで、1つ目の質問ですが、道路標識の国際化についてお伺いしたいと思います。
     本県では、隣接する米軍岩国基地の方が車で走行されたり、あと今後レンタカーを利用される外国人観光客の方も多くなると思いますけれども、こういった外国人の方にとってわかりやすい道路標識の整備ということで、数年前から通常の標識の止まれの下に、英語でストップだとか、徐行の下に英語でスローと併記することが可能になったということもお聞きしているのですが、県内に設置されている英語表記の道路標識の数と今後の整備方針についてお伺いしたいと思います。
  • 23:◯答弁(交通部長) 英語併記の道路標識につきましては、平成29年4月21日、道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部が改正され、一時停止、徐行及び前方優先道路の道路標識について英語併記ができることとなり、同年7月1日から施行されたところでございます。
     県警察におきましては、施行日以降に新設または更新した一時停止規制258カ所、258本につきまして英語併記の規制標識を整備したところでございます。
     また、徐行及び前方優先道路の標識につきましては、県内に指定しております箇所がないことから、設置しておりません。
  • 24:◯質疑(三好委員) これからいろいろな情報をとる中で、必要があるところについてはしっかりそういった対応をしていただきますよう、お願いいたします。
     言葉の壁の対応ですけれども、かつては英語圏の方々が多かったのだろうと思います。最近では中国語、韓国語、あとTPPもありましたけれども、東南アジアの方やASEAN諸国の方もたくさん来られていますので、警察官の方が全ての外国語に精通していればいいのでしょうけれども、なかなかそれは難しいのだろうと思います。
     そこで、外国人観光客の方が、交通事故や何らかの被害に遭われて110番をされたり交番に訪ねてこられる場合があると思うのですけれども、どのように対応されているのか、現状を教えていただけたらと思います。
  • 25:◯答弁(地域部長) 最初に、日本語を全く解さない外国人観光客からの110番通報を受理した場合、英語でありましたら、整備している執務資料を活用して必要事項を聴取の上、対応しております。これによりがたい場合や、他の言語での110番通報につきましては、警察部内の通訳人に連絡をとり、三者間による通話で対応しております。
     次に、外国人観光客が交番等を訪ねてこられた場合には、来訪要件をイラストで示したA3判のコミュニケーション支援ボードを提示しまして、遺失拾得、地理案内、事件事故等、来訪要件を把握した後、各警察署に配置している通訳サポーターや警察部内の通訳人による電話通訳等で対応しております。
     あわせて、外国人対応の機会が多い交番には、英会話等語学が堪能な警察官を優先的に配置しているところでございます。
  • 26:◯要望・質疑(三好委員) 場所場所でそうやって対応されているということで、初めて知ったのですけれども、これからもそういう方針で頑張っていただけたらと思います。
     本当にわからない言葉の方々もいらっしゃると思うので、大変御苦労されているのだろうと思うのですが、そんな中で、言語翻訳アプリの導入ということでお尋ねしたいと思います。昨年11月の報道で、総務省が政府全体での自動翻訳導入に動き出すというものがありました。スマートフォン用のアプリで31言語間の翻訳が可能でボイストラというそうです。外国人対応に悩んでいた警察の交番、救急車、刑務所、病院、観光案内などで幅広く使えるとして各省庁での利用を呼びかけるというものがありました。これが活用できたら警察官の方の負担も減らすことができると思いますし、一刻も早く導入していただきたいと思いますし、むしろ少し遅いのではないかと思うぐらいですけれども、導入を決定するのは警察庁ですが、県警への導入の指示などがあったのかどうなのか、あったのであればいつごろの予定なのか、こういったことも含めて、外国人観光客の安心・安全に対する県警の考えをお聞かせいただきたいと思います。
  • 27:◯答弁(地域部長) 最初に、翻訳アプリの導入についてですが、広島県警では既に平成29年10月から、広島南警察署広島駅交番や廿日市警察署宮島駐在所など、多数の外国人観光客が見込まれる交番、駐在所等8カ所にボイストラを搭載した翻訳用タブレット端末を導入しております。
     次に、外国人観光客の安全・安心につきましては、事件・事故の届け出では、先ほど説明いたしましたとおり、通訳人や翻訳用タブレット等の活用により、迅速的確な対応を行っております。また、外国人観光客が交番、駐在所を認知できますよう、アルファベットでポリスと標記した看板や案内標示を設置するほか、パトカーにつきましても、左右のボディーにポリスの標示を入れております。
     このように対応しておりますが、引き続き外国人観光客の視点に立った取り組みを推進してまいりたいと思っております。
  • 28:◯要望(三好委員) 私も知らなかったのですけれども、8カ所に入っているということで、まだまだふやしていっていただきたいと思います。先ほど言いましたように、外国の観光客誘致ということで大変重要なポイントであろうと思いますし、先ほど話が出ましたように、災害時等でも大変重要なことになりますし、またこれからの外国人材の雇用拡大ということで、これはまた目的が違いますので、ある程度日本語ができる方が入ってくるということが前提ですけれども、そうしますと、いろいろな地域で外国人の方々がふえてくるということでありますので、ぜひとも組織的な活動にしていただきますよう要望いたします。

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