令和3年警察・商工労働委員会(三好委員)雇用対策等について

  • ◯要望・質問(三好委員) それでは、雇用対策等について質問したいと思うのですけれども、その前に、前回の委員会で、いろいろな給付金について、飲食組合の皆さんにもしっかり情報提供していただきたいとお話をした件で、今回、早速いろいろな話をしていただいて、大変感謝される声も聞かれましたので、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
     それでは、先ほど説明もありましたけれども、一つは雇用調整助成金です。一般の特例はこの12月まで、10分の10支給、1万5,000円の限度額という特例は11月までと発表されたのですけれども、やはり実情を考えると、年末年始も挟みますし、企業からしてみると年度だと思うのです。来年3月までいろいろなシフト組みをしていくわけなので、やはり12月はしんどいという思いがします。国は10月中には次のことを発表すると言われているのですが、今こそ、県からもいろいろな要望をしていただく時期だと思っています。まずはこの雇用調整助成金特例措置を何とか来年3月末まで延ばしていただくよう、国に対して要望していただきたいと要望しておきます。
     その上で、広島県ではこの申請の支援として、申請手続に必要な費用に10万円支援する事業をつくっていただいて、大変喜んでいただいております。インパクトはあったのですが、1回きりで終わるということです。先ほど御説明にもありましたけれども、申請する業種がもう大分固まってきています。何十人、何百人という雇用調整でなくても、何人みたいなところでもやられていて、支給額もそんなに多くないのですが、申請はなかなか難しくて自分でできない、専門家を雇わないといけない、そこに更新もあるということで、今、ここが大分しんどくなってきていると思うのです。コロナワクチンで何とか出口も見えてこようという中なので、ここが頑張りどきだと思うのですが、12月までは、1回目の申請については補助しますとのことなので、これも来年度まで延ばしてもらいたい。もっと言うと、2回目、3回目でも、額は下がってもいいので、本当に使いたい、使わないといけない、まん防でもう休業せざるを得ないところが何度か使えるように、御検討いただきたいと思います。
     まずこの2点、どうお考えかお聞かせください。
  • 40:◯答弁(雇用労働政策課長) 雇用調整助成金の活用補助金の関係ですけれども、今回、資料番号1で調査報告させていただいた中で、今後使いたい助成は雇用調整助成金が多かったです。その中には、これまで雇用状況に変化がなかった企業も今後使いたいという声がございますので、まずはそういったところをしっかりフォローさせていただきたいと思っております。今の制度をしっかりと、国の延長も踏まえながら検討して、周知を図り活用を促進してまいりたいと思っております。
     これまでこの補助金を使っていただいた事業者の皆様につきましては、昨年度一度アンケート調査をさせていただいたのですけれども、この雇用調整助成金の活用補助金がきっかけで、それ以降に雇用調整助成金を申請する段になったときには、オンライン等で自力でやることもございますし、専門家に御自身で依頼して助成金の申請につなげたという企業もたくさんあったと認識しております。この補助金が雇用調整助成金の活用のきっかけになったところが大きな意義だと思っておりますので、今後もまず、これから初めて使おうとされている企業に、しっかり使っていただけるようにしっかり周知してまいりたいと思っております。
  • 41:◯意見・質疑(三好委員) 先ほどの調査でも10%の企業において解雇したことが出ていて、ここをどう守るのかということです。制度を初めて使う方も当然ですが、何度も使わないといけないことがどうしても出てくるものですから、そこを何とか考えていただきたい。当初13億円ぐらい用意していたのが2、3億円ぐらいしか使わずに減額補正しているのですから、もともとそのくらいのボリューム感で思われており、そこから比べるとそう大きな負担でもないと思いますので、本当にそこに寄り添っていただきたいと思います。今後、また質問したいと思いますのでお考えください。
     次の質問ですが、県とは直接関係ないかもしれないのですが、最低賃金引上げであります。今回最大幅に上がるということで、8月5日に前例のない答申が出て、広島県でも28円引き上げて、899円です。これはいろいろな経済的な考え方で上げるべきだとの話はあり、私自身も上げないといけないと思うのだけれども、やはりこの時期かと大変違和感があります。特に飲食店等々、最低賃金ぎりぎりでシフトを組んでいるところには、直撃する話でありまして、これから社会保険の適用がまた多くなったり、割増し賃金も高くなったりして、もうやめようかという話を本当に聞きますので、ここを何とか考えていただきたいと思うのです。まず、この最低賃金が上がることについて、県はどのように考えますか。
  • 42:◯答弁(雇用労働政策課長) このたびの最低賃金の引上げに当たりましては、広島地方最低賃金審議会におきまして、昨年度据え置いた経緯、それから、今後のコロナのワクチン接種の進展も見越して、賛成多数で引上げを決定して答申されたと聞いております。企業の厳しい状況は十分想定できるのですけれども、県といたしましては、労働者の生活の安定や労働力資質、質的向上など、最低賃金の目的を丁寧に説明して、企業の皆様に御理解いただけるように、労働局とも連携しながら御説明していきたいと思っています。
  • 43:◯質疑(三好委員) 説明しても、ない袖は振れないですから、本当に厳しいところは厳しいので、県として、それをどうしていくのかをぜひとも考えていただきたいと思うのです。10月からの適用ですけれども、大変急に変わるわけです。例えば融資など何か制度はないのでしょうか。
  • 44:◯答弁(経営革新課長) ずばり対象にした融資はないですけれども、経営安定資金、一般資金を用意しておりまして、これでしたら昨年制度改正しておりまして、期間が3年以内であれば、比較的有利な利率で借りられる資金等がございますので、利用していただきたいと思います。また、今すぐということであれば、コロナの影響を受けていらっしゃる事業者であれば、日本政策金融公庫のコロナ資金などをお薦めしたいと思っています。
  • 45:◯質疑(三好委員) 働き方改革もいろいろ進んでおりますけれども、前向きなことだけでなく、目の前のものを大切にしないといけないので、何とか雇用を守るということで、最低賃金をしっかり上げて頑張っていこうというところについては、何とか制度融資をつくっていただきたいと思っています。
     最後に、国が出した一つの方針で、これまでもあった設備投資をして生産性を上げて、企業内の最低賃金を引き上げるところに対して助成金を出していこうという業務改善助成金ですが、今回さらに8月からこれを一つ目玉にするということで、額も引き上げて、対象も拡大しました。まさに、この10月までに使っていただきたい、企業にとって直接、資金的にも楽になる、大変すばらしい制度だと思うのです。市町等でもホームページなどでこのことが大々的に宣伝されているのですが、県のわーくわくネットひろしま等を見ても、なかなかそこにたどり着きません。ニュースとしては出ているのですけれども、本当に困った方がここにたどり着かない。ぜひとも、どうしようとパソコン画面を見た人が本当にそこにたどり着くようなものや、できたら相談窓口などというものもつくっていただきたい。今回異例なので、さらっと流すのではなくて、そこはしっかりこだわっていただきたいと思うのですが、最後にそれをお聞きします。
  • 46:◯答弁(雇用労働政策課長) まず、ホームページ等での周知ですが、もっと分かりやすい、見える形でしっかり工夫してまいりたいと思います。
     それから、企業の方に活用できる助成金の情報が直接届くように、経済団体を通じた周知や事業者支援の説明会等、あらゆる場面を活用して情報を届けてまいりたいと思っております。

関連記事

  1. 令和7年警察・商工労働委員会(三好委員)障害者雇用制度の周知…

  2. 令和7年警察・商工労働委員会(三好委員)広島の産業にとって人…

  3. 令和7年警察・商工労働委員会(三好委員)奨学金の返済支援制度…

  4. 令和7年警察・商工労働委員会(三好委員)奨学金返済支援制度に…

  5. 令和元年12月定例会(第3日)本会議一般質問

  6. 令和2年4月臨時会(第2日) 警察・商工労働委員長(三好良治…