令和6年産業競争力強化・地球温暖化対策特別委員会 (三好委員)ひろしまユニコーン10プロジェクトについて
- ◯質疑(三好委員) 私からは、ひろしまユニコーン10プロジェクトについて伺います。
先ほど説明があったとおり、採択企業16社が掲載されておりますけれども、まず、どういった観点で選定されたのか、お伺いします。
- 24:◯答弁(イノベーション推進チーム担当課長(イノベーション環境整備担当)) 今年度16社を選定しましたけれども、その選定に当たりましては、応募されたスタートアップ企業の事業内容に着目し、事業の新規性や成長性、そして技術の革新性などを評価するとともに、応募者の熱意なども評価項目としております。
- 25:◯質疑(三好委員) 続いて、このプロジェクトは10年間という長期にわたるものであり、毎年重点的に支援する企業を決めていかれるのだろうと思いますが、昨年度、今年度の支援企業について、今後、どのようにフォローしていくのか、お聞かせください。
- 26:◯答弁(イノベーション推進チーム担当課長(イノベーション環境整備担当)) 今年度採択した16社には、昨年度採択した12社は含まれておりませんが、過去に採択したスタートアップ企業を排除するものではなく、再度応募することも可能としております。また、過去に採択されたスタートアップ企業に対しては、月1回開催する勉強会、ベンチャーキャピタル向けのマッチングイベントなどについても御案内し、参加を求めているところでございます。
- 27:◯意見・質疑(三好委員) 私は、最初にユニコーンという名称を聞いたときに、言葉遊びをするわけではないのですが、名前負けしないでほしいという思いを強く持ちました。アクセラレーションということで加速するということですが、今は、先ほど説明があった採択基準、それから今行っている取組を掘り上げて、しっかりと支援していくという第1段階だと思います。その中で、やはり最終的にはユニコーンを育てる。ユニコーンの企業かどうかは別ですけれども、10年間で10億ドル、1,000億円の企業にしていくことがユニコーン企業であります。ユニコーンについていろいろ調べると、御承知のように伝説の生き物で、馬に角が生えていて、もう誰にも育てることができない生き物と書いてあります。大変な暴れ馬で、唯一、生娘が抱きかかえたときだけ優しくなると書いてありますが、二番煎じ、三番煎じの支援ではいけない、もう唯一のものであるということです。このように世界に羽ばたいていく企業なのだと思います。これをやはり行政がつくるかどうかです。つくれるかどうかは別として、つくるとうたったわけですから、終わったところで結局いつもと一緒、ユニコーンを育てたのか、馬を育てたのか分からないということではいけません。これまでの通常のベンチャー企業の支援とはやはり分けていかないと、この名前をつけた意味がないと思います。
そこで、今までも普通のベンチャー企業への支援はあったと思いますが、今回は何が違うのか、どういう思いがあるのか、その辺りを最後に教えてください。
- 28:◯答弁(イノベーション推進チーム担当課長(イノベーション環境整備担当)) これまでの商工労働行政の中小企業支援というのは、預託融資制度に始まり、プロフェッショナル人材の育成など、様々な政策を満遍なくやってきていたと認識しております。その中で、ユニコーン10プロジェクトにおきましては、採択された企業が今回は16社、昨年度は12社ということで、より厳選した形で、首都圏を中心とするベンチャーキャピタリストや先輩企業家などを伴走支援者としまして、プログラムを組んで御支援しているところでございます。そういったことから、集中して支援をして、県内からまずは1社、名前負けしないようなユニコーン級企業を創出してまいりたいと考えています。ただ、今は円安が進んでおりまして、10億ドルというのが日本円にしますと約1,450億円とどんどん高くなっていますが、頑張ってまいりたいと思います。
- 29:◯要望(三好委員) 決して世界的な規模でなくてもいいと思いますし、それに匹敵するようなものをつくっていくということでいいと思います。先ほど、名前負けしないようにと言っていただきましたが、シリコンバレーに出ていったり、今までにないいろいろな取組もされていてすばらしいと思います。ただ、やはり今までと同じような雰囲気だったら、普通に中小企業の支援をするほうが分かりやすくていいと思うのです。先ほど熱意ということも言われましたが、ユニコーンと名前をつけたわけですから、募集に応募してもらっている人が前提ですけれども、本当はもっと原石を探していくということもしていかないといけないと思います。これは今後の課題だと思いますが、まず、今は第1段階でありますので、それを踏まえた上で要望ですけれども、今後も県内の中小企業やベンチャー企業の成長の支援を積極的に行って産業競争力を高めていただくとともに、創業企業への支援を行い、新事業、ビジネス創出の好循環に資する環境整備を行って、その暁にはしっかりと名前負けしないユニコーン企業をつくっていただきますよう、御期待を申し上げます。
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