令和4年建設委員会(三好委員)アダプト制度、サミット関連の予算について

  • ◯要望・質疑(三好委員) 今日はアダプト制度のことを何点かお聞きしたいと思うのですが、その前に先ほど説明がありましたサミット関連の予算について、お聞きします。
     維持管理の予算として45億円が計上されており、先ほどの説明においては、壊れたところを直す、あるいは景観をよくするといったものでした。要は見た目もここに入るということであります。これはいいことなので、ぜひやっていただきたいと思うのです。
     一方で、私たちは、川の草が生えているとか、見た目が悪いことの対策を地元においてよくお願いするのですが、なかなかお金がないので厳しいと断られることも多いわけであります。今後、見た目に配慮した部分をお願いしたときにどうなっていくのでしょうか。福山市では3年後には世界バラ会議がありますけれども、これもまた主要国の方がやってくるものですから、どういう説明をしていくことになるのか、方向性についてしっかりと整理していただきたいと思います。このことが今後の維持管理に向けていろいろなことを考えていく一つの契機になればと思っていますので、まずは要望させていただきたいと思います。
     こうした維持管理をやっていく中で、やはり予算をしっかりと確保していただきたいと思いますが、その中で有効なのが、アダプト制度だと思います。アダプト制度の現状として、どれぐらいの団体がどれぐらいのお金を支出されているのかなど、どういう状況なのか、全体像を教えていただきたいと思います。
  • 9:◯答弁(道路河川管理課長) 広島県のアダプト制度については、平成12年の発足以降、アダプト団体は年々増加しており、令和4年6月末時点で団体数1,185団体、参加人員は3万8,000人を超えている状況でございます。本年度のアダプト活動支援事業の予算額については4,381万円余りとなっております。
  • 10:◯要望・質疑(三好委員) 1,185団体、3万8,000人については、思ったより随分多いと思ったのですが、予算額は4,300万円余りで、思ったよりも少ないと思いました。この規模感がまだ聞いただけで分からなくて、要望として、まず1つ目は、事業者に発注したらどれぐらいお金がかかるのか試算する必要はないのかもしれませんが、それが分かるとどの程度恩恵を受けているのか分かるので、今後そういうものを参考につけていただきたいと思います。
     また、心配しているのは、このアダプト制度等をずっと地元で兼用してきてこられましたが、参加している方はやはり団塊の世代、それ以上の方々が多いと思うのです。恥ずかしいことで私たちの世代、さらに次の世代の層がなかなかコミットしていないような気がいたします。例えば、いろいろな調査、アンケートを取られる際に、3万8,000人の年齢層がどうなっているかといったことも調べていただき、長期的にアダプト制度を続けていくためにどういう戦略を持ったらいいのかなどを考えていく取組をしていただきたいと思っています。
     予算措置が4,300万円余りで、もっと予算はあっていいのではないかと思うのですが、それはなかなか難しいということであります。このアダプト活動はNPO法人ひろしまアダプトに委託されているということでありますけれども、NPO法人ですから収益事業もできるはずであります。
     そこで、この自主財源をどう確保されているのか、その状況や取組について教えていただきたいと思います。
  • 11:◯答弁(道路河川管理課長) 委員御指摘のとおり、アダプト活動支援事業については、NPO法人ひろしまアダプトに委託することによって実施しております。NPO法人については、自主財源の確保が非常に重要になっておりますが、従来から県職員有志、特に土木建築局の職員有志が特別会員になって、年会費を納めていることに加え、本年度は新たな法人会員の開拓による財源確保について、県とNPO法人で協力して取り組んでいるところでございます。この場では具体的な名前は差し控えますが、県内の大手企業も法人会員として参画いただくことをNPO法人から聞いております。今後ともアダプト団体等の意見を伺いながら、自主財源の確保も含めて制度の拡充に取り組んでまいりたいと考えております。
     それと、もう1点付け加えますと、NPO法人ひろしまアダプトの自主事業として、アダプト活動支援自動販売機を県内各地に設置しており、その収益の一部が収入になるという形で取り組んでおります。
  • 12:◯質疑(三好委員) 県職員も年会費を払われていることを、私は知りませんでした。これも、もっと発信されたらいいと思います。
     法人としてもいろいろな取組をされていると思うのですが、まだまだ私たちの耳には入ってきていません。NPO法人は、いろいろなことができるわけですが、楽しいことや新しいことをやって多くの人を巻き込んでいくことが少し足りていないのではないかという気がします。
     例え話は切りがないのですけれども、広島交響楽団を広島県は随分応援していますけれども、水面でコンサートをして収益を上げるとか、サッカー場を建てるわけですから、サンフレッチェの方と河川敷で子供たちがサッカーをすることができる参加券を売っていくだとか、私などは芦田川にドッグランがあったら有料でも使いたいと思ったりします。今、お金のないスポーツ団体ではトークンを発行して、いろいろな優待券を売ったりしていますし、ふるさと納税の目的に加えてもらうとかもあります。先日の視察では二期トンネルの中に入らせてもらってトンネルの石を持って帰りましたけれども、あのようなもので何かを作って記念品として売るなどの取組により、いろいろな方に少しお金を出してもらうのはいいことだと思うのですが、いかがでしょうか。
  • 13:◯答弁(道路河川管理課長) 委員御指摘のとおり、NPO法人においては、自主財源の確保は非常に重要であると認識しております。
     委員御指摘の各種、財源確保における取組につきまして、引き続きNPO法人と連携しまして、可能な限り積極的に、広報も含めて取り組んでまいりたいと考えております。
  • 14:◯意見・要望(三好委員) ありがとうございます。前向きな御答弁をいただきまして、しっかり考えていただきたいと思います。
     実際に私の周りであった話で、水利組合の方がずっと地元の掃除をしていたのですが、やはり高齢化によって解散せざるを得なくなったことがありました。そのときにずっとプールしていたお金が何百万円かあったそうです。今後なかなか清掃ができないので、これを使ってほしいと寄附しようと思ったそうですが、なかなか目的を定める寄附というのは県でも市でも受けられなかったという話があります。また、地元の方がアダプト活動で頑張っていただいているので、その地域内にある企業が高額な寄附をその団体にしたいと思ったけれども、これが経理上で場合によっては損金になってしまっている。NPO法人に寄附してそこから回してもらおうと思っても仕組みがない状態です。経費計上などお金の流れとか、まだまだ工夫していける余地があると思います。また、川や道路だけではなく、急傾斜の施設の木や草を自分たちで刈っていることについて、アダプト活動にならないのかなど、いろいろな要望も耳にしています。
     少し盛り上げるような取組をしてみたら、いろいろな知恵も聞かせていただけると思いますし、そういった知恵を取り込んで、一つの契機にしていただきたいと思います。これから財源がない中で維持管理をしっかりしていかないといけないことになります。これから年齢的にアダプト活動も厳しくなっていくかもしれません。しっかりと盛り上げるような取組をしていただきたいと思いますので、御期待しておきます。よろしくお願いします。

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