◯建設委員長(三好良治君) 皆さん、おはようございます。建設委員会における付託議案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会に審査を付託されました議案は、補正予算四件、その他の議決案件六件の合計十件であります。
審査の結果、県第一〇五号議案は賛成多数をもって、また、その他の各案は全会一致をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと
第一に、長引く物価高騰等の影響を受けて経営不安を感じている建設事業者が、将来にわたって安定的に健全な経営を維持できるよう、補正予算による公共事業の迅速かつ適切な執行に努める必要があること。
また、令和六年度当初予算においても、引き続き国の有利な財源を活用しながら必要な予算を確保し、ハード対策や河道しゅんせつなどの維持管理を計画的に実施することにより、県民の安全・安心を確保するとともに、地域の要望を踏まえ県内全域のバランスの取れた事業執行に努められたいこと。
第二に、地域に根差した建設事業者を確保するため、時間外労働の上限規制の適用開始など建設産業を取り巻く環境変化を踏まえ、若手技術者の育成等の担い手確保に向けた取組を推進するとともに、社会情勢の変化や地域の実情に応じた適正な入札制度の設計、運用に努められたいこと。
第三に、県営住宅における子育て支援については、本格的な人口減少、少子高齢化社会を迎える中、子育て世帯、若年夫婦世帯等が子供を産み育てやすい住環境を整えることが重要であることから、入居要件の緩和などの取組を積極的に推進する必要があること。
第四に、公有水面埋立法に基づく免許手続における不適正処理については、適正な手続となるよう迅速に必要な事務処理を行うとともに、再発防止に向けた取組の徹底を図る必要があること。
このほか、広島高速五号線シールドトンネル工事の建設工事紛争審査会等に係る県民への丁寧な説明、鞆地区における高潮対策事業に係る地域住民への丁寧な説明、CO2削減に向けた総合的な道路施策の推進などについて問いただされたところであります。
以上、審査の概要を申し述べ、建設委員会の報告といたします。


