令和7年警察・商工労働委員会(三好委員)広島の産業にとって人手不足について

  • ◯意見・質疑(三好委員) 最初の委員会なので、大きい点について1点お聞きしたいと思っています。その前に、先ほど説明があった外国人材の確保について、外国人材はこれから就労育成制度になり、外国人材の流出を食い止める必要があるため、こういう事業はぜひともやっていただきたいと思います。一方で、考えておかないといけないのは、他県からいろいろな問題を抱えて入ってこられることもあるので、労使の紛争は恐らく多くなってくると思います。そのときに、以前も申し上げましたが、傾向として、裁判や審判ではなくて、SNS等で外部労組のユニオンなどに相談されるケースが非常に多いです。大半のユニオンはきちんと活動されているわけですが、過去にいろいろな問題が起きたユニオンもあり、そういった裏側で企業の方もかなり苦労されているという話も耳に入ってきます。こういうときこそ真っ先に労働委員会の個別労働関係紛争の制度を利用してもらうため、去年は3件でしたが、もっと周知を行っていくことで存在感も増すと思いますし、皆さんも助かると思いますので、こういうセミナーを行うときに、ぜひそういうことも宣伝し、周知も頑張っていただきたいと思います。次回以降で質問したいと思いますので、お願いします。
     今日、お聞きしたい大きい1点について、先ほど商工労働局長の挨拶にもありましたが、今の企業や広島の産業にとって人手不足が何よりも大きい課題だと思います。
     まず、最近の完全失業率、完全失業者数、有効求人倍率を教えていただきたいと思います。
  • 16:◯答弁(雇用労働政策課長) 令和7年5月の県内の有効求人倍率は1.45倍で、令和6年4月以降おおむね1.4倍台で推移しています。直近の県内の完全失業率は2.3%、完全失業者数は3万4,000人です。
  • 17:◯質疑(三好委員) 1.45倍と相変わらず高く、これはこれからも続いていき、売手市場なのだろうと思います。一方で、完全失業率は2.3%ですから、働きたいのに働けない方が県内に3万4,000人もおり、まさにミスマッチが起きているわけです。
     昨年もいろいろ議論し、広島県も随分頑張って、奨学金の返済支援制度や人的資本経営のツールをつくったり、生産性を上げる取組や女性の活躍の場をつくったり、いろいろな取組をされていることはよく承知していますが、一番大切な、ミスマッチをしっかりなくしていくことについて、あまり取組が見られなかったと思います。
     現状どういうことをやっているのか、また、今後どういうふうにやっていこうと思っているのか、大きい方針でいいので教えていただきたいと思います。
  • 18:◯答弁(雇用労働政策課長) 委員のおっしゃるとおり、ミスマッチが就職につながらない原因の一つだと考えており、今年度、本県では、求職期間が長期に渡る求職者のセーフティーネットとして運営している相談窓口、働きたい人全力応援ステーションで、求職者のマインドチェンジ等を促し、仕事のミスマッチを防ぐことで転職後の定着を促進する取組を行っています。また、働きたい人全力応援ステーションでは、企業側にも求人条件の譲歩や高齢者等向けの求人を開拓するなどの取組を行っており、求人企業と求職者が条件面をすり合わせることでマッチングを行う取組も進めています。
  • 19:◯要望(三好委員) ぜひ頑張っていただきたいと思います。これは、一番大きい問題であり、先ほど商工労働局長からも労働供給を高める取組をするとありましたので、もう少し大きい柱を立てて、見える議論をしていただきたいと思います。また、コロナのときは産業雇用安定センターと連携し、きちんと仕事を見つけてもらえる取組を考えていただきましたが、これも多分そこで終わっていると思うのです。ハローワークと連携して、今言われたようなことはしっかりやっていただきたいと思うのですが、県は県でできることがあり、まさにハローワークや民間の企業、いろいろな方と連携できることが非常にいいところだと思います。ほかの機関とも連携し、このミスマッチをなくしていくことをどんどん掲げ、しっかり施策の中で示していただきたいと思います。1年間、期待して、また議論していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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