令和3年警察・商工労働委員会(三好委員)
- ◯質疑(三好委員) それでは、観光に関してお伺いします。
前回の委員会でやっぱ広島じゃ割の運用についてお聞きしたのですが、他県にも拡大されるということで今日も報道されていました。オミクロン株もありますけれども、これがどんどん進んでいくように祈っています。
そのような中で、観光プロダクト開発促進事業があったと思うのですが、これは、各地域でそれぞれの魅力を発信するような観光プロダクトをつくっていき、これを支援しようというものです。これは11月末に終わったと聞いていますが、いろいろなもの、楽しいものが出てきて、これが今後国内旅行をどんどん誘致していく鍵だと思っていますけれども、どれぐらい申請が出ていて、どのような面白いものが出てきたのか、御紹介いただけたらと思います。
- 24:◯答弁(観光課長) 観光プロダクト開発につきましては、昨年度から当面インバウンドの需要が見込めないということで、委員の発言があったように、国内観光客向けのプロダクト開発を進めているところでございます。今年度におきましては、先月まで申請を受け付けまして46件の申請がございまして、現在7件について採択を行っております。その他の申請については審査を行っている状況でございます。
採択事例といたしましては、例えば江の川の大自然をイーバイクやラフティングなどで満喫するツアーであるとか、水着を着用してテントサウナへ入り、そのまま瀬戸内海の海に飛び込むアウトドアスタイルのサウナであったり、尾道市のパワースポットを回り、古代歴史の謎を解くミステリーツアーなどがございます。
- 25:◯質疑(三好委員) 面白いものも増えてきており、46件ということなので、それなりにいろいろ頑張られたと思います。ただ、先ほど話があった、例えば川を使うといったことは、実際にやろうと思うと河川のいろいろな問題があったり、海へ飛び込むことでは漁協等にいろいろなことがあったりすると思いますので、簡単そうに見えるのだけれども、実はつくっていくときはいろいろな連携を取らないといけないことがあると思います。
せんだって、私の地元福山市に歴史を研究している方々の集まりがあって、すごく自分たちで発掘したり調査したりされていて、そこの若手の人たちが、実は自分たちはいろいろな研究をしているのだけれども、自分たちがやっていることは人を呼ぶ環境資源にならないだろうかという話がありました。それを宿泊業者の方と福山市の文化財だとか観光の方と一緒に話をすると、これはいい観光プロダクトになるのではないかという話が出てきたりしました。私らから見ると、単なる石積みなのですけれども、山城跡はマニアの人にとってはたまらないものであったりして、大阪府や東京都あたりから一緒に研究するためにということで、年間1,000人、2,000人が一つの山城に来ており、これが何個もあるという話も聞かせていただきました。
そこでお聞きするのは、県として、クルージングだとか江の川を使ったりだとか、いろいろなものにこういう部分があるでしょうけれども、もっと細かい地域のものを使っていくという部分もこれから出てきていただけるとありがたいと思っていて、こういったところをやはり細かく支援していくことも一つの考え方ではないかと思っています。今回の事業もそういう思いがあってのことだと思いますけれども、今後そういったところも含めて、どう支援されるのか、方向性を教えていただきたいと思います。
- 26:◯答弁(観光課長) コロナの影響に限らず、観光客のニーズは非常に多様化していると考えておりまして、そうした様々なニーズに対応した観光プロダクトの開発を進めていく必要があると考えております。このため、県として観光連盟におきましては、例えば1年間に100万人集まるようなプロダクトを1か所つくるということではなく、1万人が熱狂するプロダクトを100か所県内にそろえていくという考えの下、開発を進めているところでございます。
先ほど委員から御質問ありました山城とか、例えば神社仏閣での御朱印集めなども非常に人気を集めているところでございまして、お示しいただきましたような、県内全域に数多く点在する本県ならではの魅力ある地域資源を活用して、個々の観光客の様々な価値観やニーズに対応した観光プロダクトを、今後とも県内各地に取りそろえていき、県内周遊を促していきたいと考えております。
- 27:◯要望(三好委員) まさにそういった地域の、ふだん何も思わないのだけれども、実はすごい資源があるみたいなところがポイントだと思いますので、組織的にやっていっていただきたいと思います。
先ほどの話に戻って、山城などを回るのに、お城を回るから御城印と言うのです。だから、それぞれお城を回ってそこの御城印を買うらしいのですけれども、そのお金を通訳の活動費にしたり、そこの草刈りをしたりだとか、いろいろなところに持続可能なものをつくっていこうとしています。これも簡単そうに見えるのだけれども、実はそれを発行しようと思うと、そのお城を守っているいろいろなボランティアの方だとか、保存会だとか、行政とかにそれぞれ利害関係があって、結局話が前に進まないという問題もあります。こういうことこそが地域の行政だとか、商工会だとか、コンベンション組織とかが少し知恵を使って様々なところに呼びかけていくと、いいものができてくるというヒントを頂きました。
そういうことをきちんと拾い上げて発信していくと、今後いろいろな地域のコンベンション組織などでも随分参考にしていただけると思っています。この事業を今後採択されていく中で、現場のいろいろな詳細部分もしっかりと聞き取っていただいて、それを発信していただくことが今後につながると思いますので、お願いしたいと思います。
あわせて、先ほどのプロダクト開発の支援につきましても、やっとコロナが少し落ち着いて、これからいろいろな方々が話合いをして、地域のプロダクトもできてくるのではないかと思っていますので、この事業をぜひとも延長していただくとか、来年に向けてももう一回つくっていただくという前向きな対応をしていただきますよう要望して質問を終わります。
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