令和3年農林水産委員会(三好委員)
- ◯質疑(三好委員) 新型コロナウイルス感染症に関する臨時会ということなので、コロナウイルス感染症に関することでお聞きします。確かかどうかは別として、もともとこのコロナウイルスが、中国でコウモリやイノシシからうつったのではないかということが随分報道されているわけですけれども、コロナウイルスはそもそも私たちが食べる牛、豚、鶏、場合によってはイノシシなどのジビエもあるわけですけれども、これらに感染しないものなのか、そういった報告はあるのか一度しっかり聞いておきたいと思ったのですが、どうでしょうか。
- 2:◯答弁(畜産課長) 家畜におけるウイルスの感染症は、一般的には種の特異性が高く、人に感染するケースは、どちらかというと多くはございません。しかしながら、中にはインフルエンザのように人にも感染するウイルスがあるのは事実でございます。
コロナウイルス感染症に関してでございますけれども、まず豚については、豚の伝染性胃腸炎という病気と、豚の流行性下痢という病気がございます。どちらも消化器系の疾患でございますが、これらはいわゆるコロナウイルス感染症でございます。牛につきましては、牛のコロナウイルス感染症というのがございまして、こちらもほとんどが消化器系の疾患で、一部呼吸器系の疾患もあるといった状況でございます。ただ、これらについては、人に感染した事例はございません。
それから、豚のコロナウイルス感染症の発生状況でございますが、家畜伝染病予防法の中で、発生した場合に届出をすることになっている疾病ですけれども、対象家畜にイノシシも含まれておりまして、感染すると思われますが、実態として感染の実績は上がってきておりません。
- 3:◯質疑(三好委員) ないということで終わるのかと思っていたのですが、実はそうなのかとびっくりしました。人に感染はしないということですけれども、やはりジビエ料理を出すところもあり、それならそれで、その辺のことをしっかり発信してあげるほうがいいと思いますし、今、話を聞いて、そういうことは大丈夫であるという証拠取りをして、関係者に発信していくことも大切だと思いました。
新型コロナウイルス感染症が終わった後は、アフターコロナということで生活様式が変わるというようなこともいろいろ言われているのですけれども、農林や食に関しても全くそうで、やはり何か考えていかないといけないと思っているのです。例えば、牛、豚、鶏肉について、鳥インフルエンザ、豚熱などがあります。発生したときには分かるわけですが、消費者からしてみると、この感染症をこれだけいつも耳にするわけですから、心配になっていると思うのです。これは通常どう管理されているのか、発生したときに分かるものなのか、何か事前にいつもそういう検査をしているのか、どうでしょうか。
- 4:◯答弁(畜産課長) 全ての家畜伝染病についてではないですけれども、例えば、鳥インフルエンザや豚熱といった、今、関心の高い家畜伝染病につきましては、毎年定期的に農場でのモニタリング検査をしております。豚熱については、6頭以上飼養している養豚場について、全ての農場で抗体検査を実施しまして、正常性の確認をしておりますし、鳥インフルエンザにつきましても、毎年モニタリング農場を定めまして、定期的に何回も検査しており、通報があってから全てが分かるということではなくて、事前の状況を把握する取組も県として実施しております。
- 5:◯要望(三好委員) 恐らくこれが収束したとしても、皆さんも感染症ということで随分気がめいっているので、いろいろなことに敏感になる中で、心も弱っているだろうと思っています。私自身知らなかったのですけれども、今みたいな対策をされているわけなので、実際に食肉を買われる方が、これは安全であるとしっかり見えたら、10円や20円高くても買ってみようという気になるかもしれないので、逆にこうやって感染症対応や検査をしています。場合によっては基準よりもたくさんの検査をしていますから安心であるということを、例えばそこに書いてあるだけで消費行動が変わるかもしれません。それをやるとほかの生産者が大変だという意見もあるかもしれないけれども、これからいろいろな常識、価値観が変わっていく中で、そんなこともあり得ると思っていますので、そういったこともまたひとつ考えていただきたいと要望して終わります。
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