私の信条「当たって、砕けても、また前進!!」
ねじ曲げずに届ける
「政治への無関心」、「政治不信」、なぜこのように言われるのか。政治の仕事に就いてからの20年余り、いつも自分自身に問いかけて来ました。
そこには、「どうせ言っても何も変わらない」、「別世界のこと」、そんな思いがあるのではないでしょうか。
そう考える人を一人でも減らしていくことこそが、私たち地方議員の大切な責務であると考えます。そのためにも、まずはしっかりと現場を見て、丁寧に話を聞き、要望や不安・不満といった皆さんの率直な声を、「ねじ曲げることなく県政に伝えて行く」という姿勢を最も大切にして行きたいと思っています。
「そっくりそのまま伝える」ということが時に難しい場面もありますが、それでも伝えて行く「勇気」と「実行力」を持つことこそが私たちに求められているものと確信します。そして、その「応え」を同じく真っすぐ皆さんにお返しし、「なぜ実現しないのか」、「今後どうすれば良いのか」、未来を一緒に考えて行く、そんな当たり前の活動を、ぶれることなく積み重ねて行きます。
そのため、これまでの本会議での質問、委員会や調査会での質問は全て自分の言葉で書いて来ました。「自分の声がかき消されることなく届いた」、「その応えが返って来た」、そういう思いを一人でも多くの方に持ってもらえるよう、県議会の議場から皆さんの声を「ねじ曲げることなく」発信し続けます。
まずは動く
政治は学問ではありません。課題は現場にあり、その「応え」は、行政との交渉・折衝の中から生まれます。
「既にルールが決まっているからどうせ無理だ」と諦めてしまったのでは何も生まれず、何も変わらず、常に現状を打破することは叶いません。
自ら動き、見て、感じて、試行錯誤することで、思わぬヒントを得て、それがきっかけで長年のルールが改正されるといったケースもこれまでに幾度となく経験してきました。
「考える」より「まず動く」という姿勢を強く持ち、「実行」して行きます。
挑戦し続ける
38歳で県議会へ送り出していただきました。政治の世界ではまだまだ若輩者ですが、私たち団塊ジュニア世代は、今後更に深刻化する少子高齢社会を最前線で支えて行かなければならない世代です。そして親世代を支えた後は、自分たちを支えてくれる世代の人口が圧倒的に少なくなり、自分たちの老後に対しても大きな不安を抱えています。私自身、知恵を結集し、新たな道筋を立てて行かなければならい責任と危機感を強く感じています。
これまでの様に人口が自然と増加して来た時代下での成功体験は今後通用しなくなります。併せて、グローバル化や人工知能をはじめとする新たな技術の普及も急速に進んでいます。故に私達は、これまでの常識や慣習・ルールに捕らわれることなく、逆にこうしたグローバル化や新たな技術を応用し、常に「新しいこと」に挑戦し続ける姿勢を持ち続けなければならないと考えます。
私たちの「次なるステージ」を切り開くため、ビジョンの描き方、医療介護、産業構造、農林水産業、インフラ整備、教育、治安、それぞれにおいて、県政に新たな息吹を吹き込めるよう努力を重ねて行きます。
ワンストップでの対応
「国・県・市のパイプを大切に」、「部局横断型で」、といった言葉を私もよく使いますが、これは逆に言えば、歴然と縦割り行政が存在するという意味でもあります。国・県・市の守備範囲がそれぞれ異なること、同じ行政内でも部局専門型になっていること、これらは効率的な行政運営を考えれば仕方がないことであると思いますが、一方で、行政と有権者との橋渡し役を担う私たちが、こうしたことを理由に、「たらい回し」をすることは決して許されるものではないと、前職である国会議員秘書時代から思ってきました。
また、「県議会議員の仕事は、国会議員ほど報道されず、市議会議員ほど身近でもなく、中間に埋もれてよく見えない」とのご指摘も度々お聞きすることがありますが、私は逆に、国とも市とも常に情報のやり取りをする分だけ、一番良く事情が分かる立場にいれるのが県であり、県議会議員だと考えています。
国会議員の秘書として15年間働かせたいただく中で培った人の繋がりを大事にし、仲間の市議会議員とも常に連携を取りながら、国のことも、市のことも、ご相談をいただいたら必ず対応するよう努めて来ました。地域の「よろず相談窓口」としてこれからもワンストップサービスに努めて行きます。